立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続いていますが、暦の上では『春』
冬の間に眠りについていた草木が芽吹きだす頃です
以下 日刊こよみ☆のページ から引用
目を覚ましだした草花の中でも早起きな花は『梅』 その梅にかけて、「梅暦」という言葉があるそうです
春を告げる花という事で、梅の花には「春告花」という異称があります
梅の花の開花の時期は、日本で一番早い沖縄県名護市では一月の中 旬、東京では二月上旬、そして一番遅い北海道網走市で五月中旬頃だそうで す。
同じ梅でも沖縄と北海道では約 4ヶ月の差があることになります
梅の花は、その土地々々で春を告げながら 4ヶ月かけて日本列島を北上して行くことになります
引用終わり
で、我が地元の梅暦は、2月上旬から咲き始めます
これからが見頃です
そして、三重県観光連盟公式サイトでも紹介されているのが、我が本家がある御薗町新開の「臥龍梅」です
梅と言えば、太宰府に左遷された「飛梅伝説」の菅原道真公が有名ですが
この臥龍梅もその道真公に纏わるお話があります
以下説明看板文引用
醍醐天皇の御代、菅原道真公は、右大臣として仕えていましたが、左大臣藤原時平の中傷により延喜元年(西暦901年)太宰府権帥(だざいふごんのそつ)に左遷され、ご深憂のうち延喜三年(西暦903年)配流の地に没しされました
その間、お傍に使えていた今村刑部師親(いまむらぎょうぶもろちか)にこのまま筑紫の果てで朽ちてしまったら、身に負う冤罪を雪ぐことすらできないと、崇敬されていた伊勢神宮に代参させて、日頃賞愛の梅を伊勢の地に奉納植樹させ冤罪の晴れるのを祈願しました
その梅が臥龍梅です
以上引用終わり
そのような謂れがある梅が地元にある事はあまり知られていません
櫻はみるもの、梅は香りを愉しむものと言われ、また梅は夜見るのがさらに香りが立つそうです
皆様のお住まいの地域はもう梅は咲きましたか?
まさに、龍が空を登って行く様
菅公の有名な句が書かれています
「こちふかば においおこせよ うめのはな あるじなしとて はるをわするな」
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