教育に関する勅語、所謂『教育勅語』について書いてみようと思います。
先ずは原文を掲載します。
これでは、現代人は読みにくいので句読点、ふりがなを入れた読み下し文を書きに載せます。
「ちん おもうに わがこうそこうそう くにをはじむることこうえんに… 」と始まる文章を素読して欲しいです。
子供達にも読み聞かせて覚えてほしいのです。意味が分からなくても、美しい日本語の響き、語感を感じ取ってほしいのです。
こんなことがありました。ある時、グループホームを訪問する機会がありまして、認知症のおばあさんが教育勅語を暗唱していたのです。お歳を聞いたら90歳を超えているという事でした。ビックリもしましたが、如何にこの文章が魂に残っているのだと思った次第です。
次に、現代語訳を載せます。
教育勅語の歴史をちょっと引用します。
教育勅語は、正式には教育ニ関スル勅語といいます。明治天皇の命により、井上毅(いのうえこわし)と元田永孚(もとだながざね)が文章の起案に当りました。起案者の中心となった井上毅は、フランスに留学した経験から、教育勅語が思想や宗教の自由を侵さないようにすることを重視したと伝えられています。当時の大日本帝国憲法(明治憲法)では「凡(すべ)テ法律勅令其ノ他国務ニ関ル詔勅(しょうちょく)ハ国務大臣ノ副署(ふくしょ)ヲ要ス」と定められていましたが、教育勅語は明治天皇ご自身が国民に親しく語られるお言葉であり、国務に関する詔勅に該当しないものとして、国務大臣の副署を付けない勅語として発布されました。
教育勅語は、明治23年(1890年)10月30日に発布されて以来、学校などで50年以上の間、四大節(しだいせつ)の式典に朗読されてきました。また、各学年の修身(しゅうしん)の教科書の最初のページに掲載されていました。
先の大戦以前は、ちゃんと学校教育で小さい頃から朗読されていたのです。
声に出して読むことが大切で、低学年の子供達には意味は分からないと思いますが、意味が分からなくても、日本男子、大和撫子の魂には響くし、染み入っていくのだと思います。
左巻きの輩は、この文章の一部分を切り取って、やれ、軍国主義だ~ 価値観の押しつけだ~ と騒ぎますが、ならば、この文章の逆の行動をすれば良いのですか?
両親を蔑ろにして、兄弟夫婦は喧嘩をして、世の中の為に働くのではなくて、自分だけが贅沢な暮らしができれば良いという事なります。
議論にもなりません。
以下引用
教育基本法 第二条 第二条 教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。
上記の教育基本法 第二条に書かれている内容と教育勅語の文言と何処が違うのでしょうか‼
日教組の教師に答えてもらいたいものです。
参考URL:
http://chusan.info/kobore8/4132chokugo.htm
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