癒しの杜

美しい日本を取り戻す 随神の道 子供達に日本の素晴らしさを伝えます。

神宮125社巡り

先ずは、第一弾 外宮巡りを紹介していきます 18社巡ります

我が母校の近くであり、子供頃の遊び場でもあった月夜見さんから出発です

別宮 月夜見宮つきよみのみや)から出発して神路通(かみじどおり)を通って外宮に向かいます

小学校のすぐ近くのお宮であり、当時はどぶ川が流れおり、学校帰りに葉っぱで船を作り浮かべながら帰ったり、小石を蹴りながら帰ったり、寄り道し放題で帰りました

地元の言葉で言うと僕は子供頃は『はしかやい』子供でした ようは落ち着きない子でした

御祭神は月夜見尊つきよみのみこと)

月夜見尊荒魂(つきよみのみことあらみたま)

天照大御神の弟神、嘗ては摂社の筆頭でしたが、鎌倉期に別宮になりました

 

 

紅梅がちらほら咲いていました

懐かしい我が母校です 当時は校舎が3つもあって一学年6組でひとクラス40人以上いました 欅の木はまだ残っていました 思い出されるのが朝礼で暑い夏の日など、貧血で倒れる子もいました また校長先生の話が長い~(笑) 

もう半世紀も前の事です ちょっと信じられない感じです

街中なのに、静かな通りです

北御門(きたみかど)から神域に入ったら、手水舎で清めます

 

 御厩(みうまや)この日は白馬がお出でになりました ラッキーでした

御厩の手前の参道を右に折れて、度会國御神社(わたらいくにみ)大津神社にお参りし

水の神・上御井神社(かみのみいのじんじゃ)を遙拝しましょう

この日は、雨上がりでこの参道を歩いているといつもより空気が凛としていて、心の中のわだかまりというかそんなものが すーっと流れ出ていったように 清々しい心持になれました 良いですねぇ~ 外宮は…

 

度会國御神社…豊受大神宮の摂社 御祭神…彦國見賀岐健與束命(ひこくにみがきたけよつかのみこと)渡会神主の祖・天日別命(あめのひわきのみこと)の御子

 

大津神社…豊受大神宮末社 御祭神…葦原神(あしはらのかみ)

もとは五十鈴川河口の守護神と伝えられます 明治6年この地に再興されたそうです

ここから、上御井神社を遙拝いたします

 

参道に戻って御正宮を参拝いたします

豊受大神宮豊受大御神 天照大御神の大御饌の守護神であり、すべての産業の守り神です 

守護神であるとともに、豊受大御神天照大御神の監視するお役目もあったと言われております 地理的に言っても昔は陸路より海路、川を伝って内宮にお参りに行ったみたいです 市内には清流宮川が流れおり、小俣町には参宮街道の渡し跡があり、江戸時代は御師の方々が海路で来られた人たちを出迎えの場所だったのです

それで、まず街中に位置するのが外宮で此処を通らないと内宮へは行けません 今でも内宮は国道23号線のどん詰まりです

つまり、外宮は内宮の検問所みたいなお役目があったと思われます

この話をしだすと長くなるので、また機会を見つけて考察してみます

四至神(みやめぐりのかみ)豊受大神宮所管社…外宮の境界を守護される 

パワースポットとか何とか云って手をかざしている人たちを見受けます やるのは自由ですが…

お賽銭をあげるのはルール違反です 外宮の職員の方々の仕事を増やさないでね

御池… 亀石を渡り、外宮第一の別宮 多賀宮(たかのみや)をはじめ山手に集まる三別宮を訪ねます

 

風 宮(かぜのみや)…豊受大神宮別宮 御祭神…級長津彦命(しなつひこのみこと)

                       級長戸辺命(しなとべのみこと)

風の神を祭ります

土 宮(つちのみや)…豊受大神宮別宮 御祭神…大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)外宮の地主神であり、宮川の氾濫を治める堤防守護の神として尊ばれています

 

これから豊受大神宮第一の別宮多賀宮(たかのみや)へ行きます ちょっと…階段が多いかなぁ

 

おおっ…かなり多いぞ~ それに勾配もあるし きついカモ・・・

やっと着きました

御祭神…豊受大御神荒御魂 奉幣の儀には、天皇陛下が遣わされた勅使が参向されます

多賀宮

御札販売所 御朱印も此処でいただけます

楽殿…御神楽を見ることができます

勾玉池の前にせんぐう館が第62回式年遷宮を記念して建てられました 神宮や遷宮の営みをわかりやすく伝える為に開館した博物館ですが、徴古館があるのに必要なのかなぁ~と僕は思う次第です せんぐう館が建てられる前は、勾玉池を一周ぐるっと廻ることができました

上空から見ると勾玉の形をしています

子供頃、秋になると学校帰りに友達とよくどんぐりを拾いにいったものです

梅雨時になると、花菖蒲が一面に咲いて、とても綺麗です 梅雨の鬱陶しい気分を晴らしてくれる市民の憩いの場となっています

 

そして、外宮を出て右に向かいます 稲荷神社があります

かつて外宮神官の学校兼図書館であった豊宮崎文庫跡を見て、向かいの杜に度会大国玉比売神社(わたらいおおくにたまひめ)、伊我理神社が鎮まっています

このようにちょっと狭くて昼間でも暗い細道を入っていきます 

度会大国玉比売神社…豊受大神宮摂社 

御祭神…大国玉命(おおくにたまのみこと) 弥豆佐佐良比賣命(みずささらひめのみこと)度会地方の地主神です

 

伊我理神社(いがり)…豊受大神宮末社 御祭神…伊我理比売命(いがりひめのみこと)もとは外宮の御神田に関係が深いお社です

誰も来ないような人が少ない所の方が霊性が高まる気がします

その先にあと2社あるのですが、ちょっと疲れて行けませんでした もう8000歩近く歩きました

文章だけの紹介になりますが、あしからず

田上大水神社(たのえおおみずじんじゃ)…豊受大神宮摂社 御祭神…小事神主(おごとかんぬし) 丸山さん、車塚とも呼ばれ、外宮の渡会神主四門の祖を祭ります

田上大水御前神社(たのえおおみずみまえじんじゃ)…豊受大神宮摂社 

御祭神…宮子(みやこ)田上大水神社に祭る小事神主の女(むすめ)をお祭りしております

次回は是非訪れたいと思います

そして、外宮に戻ります

外宮正面入り口

反対側から見るとこんな感じ。横断歩道を渡って真っすぐ行くと伊勢市駅に行きます

 

如何でしたか! なかなか外宮も良いでしょう 伊勢神宮というと天照大御神って思っている方々も多いのですが、豊受大御神も偉大な神様なのです 天照大御神のお食事を作るお役目があるのですから。。。

ではでは次回をお楽しみ…

最後までお読みいただきありがとうございます

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