皆様、お金というとどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか?
現金、キャッシュつまり、紙幣や硬貨をイメージされると思います
昨今では、支払いで現金を使用する機会も減り、クレジットカードやPayPayとかなどの決済アプリで済んでしまいます
という事で、お金は何も紙幣、コインだけではないという事が分かりました
では、お金とは何か?定義からお話します
①単位を持っていること…円、ドル、ユーロ等各国の通貨の単位があります
②モノやサービスの決済に使用出来る事…各お店が発行するポイントも決済機能はありますが、お金ではありません ポイントを発行しているお店でしか使用できないからです
③世の中一般に流通していることが必要です
④債権と債務の記録である事
モノ、サービスの決済という事からでは、個人でも貨幣に相当するものを発行できるものがあります
それは、小切手です アメリカでは決済に普通に使われているのです
そして、世の中でよく使われているのが銀行決済です 皆さんもATMやパソコンを使って決済をしますよね。
『振込』ってやつです 銀行預金は単なるデータです あなたがATMに入金した時点で紙幣はデータに変わるのです
銀行振り込みは、データ通信で行います 「パケット(データの塊)」を電気信号に載せて、相手先に送るのです
受信側は送信側が送ったデータのコピーが再構成されます
で、実際銀行振り込みでは、どのようなことが行われているかと言えば、送信側の口座の『数字』を消す。
そして、受信側の口座の『数字』を、振り込まれた額分増やすだけなのです
その後、日銀当座預金で銀行間決済が行われますが、上記と同じことが行われているだけなのです
「現金紙幣」のみで考えると、貨幣がモノであり、それ自体が価値ある財産だと認識してしまいます
紙幣は金や銀と兌換できないのです この考え方を金属主義といいますが、実際のお金はそうではないのです
借金と同じで、お金を借りれば(債務者)、その裏にはお金を貸した人(債権者)がいるはずです 当然ですよねぇ~
だから、貨幣は現実には単なる債務と債権の記録 データなのです
因みに銀行には紙幣はそんな多く置いてありません ATMの機会の中だけある分ではないでしょうか?
最後までお読みくださりありがとうございます
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