この言葉はイギリスの歴史学者アーノルド・J・トインビーの名言です。
戦後、我が國の教育現場から神話の授業がなくなりました。
自國の建国の成立ちを教えていないのは、世界広しと雖も恥ずかしながら我が國ぐらいのものです。
1300年以上も前に書かれた、「古事記」「日本書紀」が未だ現存し、読まれていることに大きな意味があるのです。
本というのは、その書かれた目的というものがあるのです。古事記の書かれた目的は
『封家之経緯、王化之鴻基焉』を明らかにすることです。
国家のアイデンティティーを明確に記すことにより、真の独立国家となろうとしたのです。
それは、人についても同じようなことが言えて、自分のアイデンティティー、自分というものが何者であるか を誰しもが知りたいことであろうかと思います。
日本に生まれ、日本人として育っていく為には、日本の建国の物語を知ることが非常に大切なのです。